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市民協働まちづくりカフェに参加してきました。《3月11日》

 市民協働まちづくりカフェ「コミュニケーションカイギ~能力、考え方の違いを五感で知ることで暮らしやすいまちにする~」というテーマで開催され、私も市民の一人として参加してきました。

 高齢者や障害者、子育て環境など行政だけでは手の届かない部分を“市民協働”により「誰もが安心していつまでも暮らし続けることができるまちづくり」を実現してゆくために様々な人が集まってワールドカフェスタイルでの懇談を行いました。
 今回は、人それぞれの能力や感覚の違いを体験を通じて実感しながら、「障害」について理解してゆこうという趣旨で開催されました。

 視覚障害を体感するということで、「真っ暗にした部屋で、コップに水を注いで飲んでみる」ということを、試してみました。
 参加者の中で私だけが全盲(正確には、明暗弁)だったので、いつも自分がやっていることをそのままやっていましたが、改めて普段視覚に頼っている生活をしている人(健常者)が、見えない状況では普段の通りできないということを実感していたようでした。
 この体験を企画しているのは、「ダイアログ・イン・ザ・ダーク(DID)」という団体で、ここでは、完全に光を遮断した空間で、視覚障害者をガイドにして、視覚の無い空間での歩行や体験などをすることを通じて、人とのふれあいや優しさを実感できるイベントを主催しています。

 その他に、五感から入る情報を別の感覚(行動)に変換して相手に伝えるという体験をしました。
 例えば、写真の画像を言葉に変換して伝える、音の情景を絵に描いてみる、文章で書かれた情景を音で表現してみるなど、色々と面白い企画が行われました。
 お花見をしている写真でも、写っている事物を詳細に説明する人や、情景を詩のように表現する人など様々ありました。

 このほかに、ミラクルフルーツを初めて体験しました。聞いたことはありましたが、実際に試してみたのは初めてでした。ミラクルフルーツ自体は「おいしい!」というものではありませんでしたが、レモンをかじっても、酸っぱさをさほど感じることなく、メープルオレンジを食べているようで、いくらでも食べられそうな感じでした。
 ちなみに、唐揚げなどの横についているレモンを、オレンジかな?と、思ってかじったことは何度かあります。(笑)

今回のテーマとして、「障害について理解する。」ということで、市の障害者福祉課の担当者による“障害者差別解消法”の簡単な講演もありました。短い時間で概要のみの説明だったので、一般の人たちにどの程度法律の意義や理解をしてもらえたのかはちょっと疑問に感じてしまいましたが、まだまだ一般的に普及しているものでないので、知ってもらうきっかけになればよいなぁ、と、思います。

 障害者差別解消法については、<カテゴリー⑥障害者差別解消と合理的配慮>を、ご覧ください。


[参考]
府中市ホームページ・市民協働(市民協働推進本部)

「ダイアログ・イン・ザ・ダーク(DID)」
『ダイアログ・イン・ザ・ダークは、
暗闇のソーシャルエンターテインメントです。
参加者は完全に光を遮断した空間の中へ、グループを組んで入り、
暗闇のエキスパートである視覚障がい者のアテンドにより、中を探検し、様々なシーンを体験します。
その過程で視覚以外の様々な感覚の可能性と心地よさに気づき、
コミュニケーションの大切さ、人のあたたかさなどを思い出します。

<ダイアログ・イン・ザ・ダークHPより引用>

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 私たち府中視協は、日々の活動を通して“障害が有る無しに関わらず、誰もがいつまでも安心して暮らし続けられるまちづくり”を、市民の皆様とともに、進めてゆきたいと思っています。
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