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《ニュースより》介護、障害の一括サービス制度を創設へ、

 65歳未満の障害者が、65歳の壁を越えた途端に、これまで受けていた障害者福祉サービスを受けることができなくなるという問題が、65歳以上の障害を持つ高齢者に、“障害者福祉と介護保険サービスの狭間”として問題視されていました。
 例えば、視覚障害者の外出に欠かせない「同行援護」は、単なる歩行の介助だけではなく、周辺の視覚情報の提供や、代読、代筆などの介助も行うことができます。一方で、介護保険では、通院や通所のために「移動支援」が行われますが、これは、単に目的地まで移動を解除するということで、視覚障害に対する様々な配慮を求めることができませんでした。
 65歳以上になると、介護保険のサービスを優先するということで、障害者福祉サービスを使えなくなってしまうという懸念に対して、ようやく制度改正の動きが出て来たようです。今後も、この制度改正について私達も注視してゆかなければならないと思います。

<毎日新聞・2017年1月15日の記事より引用>
 厚生労働省は、介護保険と障害福祉両制度に共通のサービス創設の方針を固めた。高齢の障害者が、一つの事業所で一括してサービスを受けられるようにするなど、利用者の利便性を高めるのが狙い。2018年度の実施を目指し、20日開会の通常国会に関連法案を提出する。

 介護・障害の両制度は、サービスを提供するのに、それぞれ指定を受ける必要がある。このため、65歳以上の高齢の障害者が、障害福祉事業所で介護サービスを受けられないなどの課題が指摘されている。そこで同省は、通所や訪問など、いずれの制度にもあるサービスについて、事業者が両方の指定を受けやすくするよう制度を見直す。

 同省は、高齢者や障害者、児童といった福祉分野に関し、地域住民とも協力して包括的にサービスを展開する「地域共生社会」を目指している。高齢化がさらに進む中、地域内の限られた施設や人材の有効活用を促す。

 実施には介護保険法や障害者総合支援法などの改正が必要で、関連法案を一括し、「地域包括ケアシステム構築推進法案」として提出する方針だ。

 同法案には、介護サービス利用時の自己負担について、特に所得の高い人は、現在の2割から3割に引き上げることも盛り込む。対象は、単身の場合で年収約340万円以上、夫婦世帯は約460万円以上。当初は単身で383万円以上を想定していたが、見直した。負担増になるのは利用者の3%に当たる12万人で、18年8月実施を目指す。

 一方、40~64歳の介護保険料について、年収の高い会社員らの負担が増える「総報酬割り」の導入も盛り込む。17年8月分からの適用を想定している。

<>引用ここまで

<ブログ内関連記事>
見えない者の外出①(ガイドヘルパー)

<関連リンク>
地域包括ケアシステム |厚生労働省

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