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《ニュースより》繰り返される視覚障害者のホーム転落事故

 昨年8月の東京メトロ銀座線、青山1丁目駅でのホーム転落死亡事故以来、視覚障害者の駅ホームでの安全について注目されるようになってきていますが、今年に入っても同様の事故が繰り返されてしまいました。
 JR京浜東北線、蕨駅において、1月14日の朝に盲導犬を連れた視覚障害者の男性がホームから転落し、電車にはねられるという痛ましい事故が起こりました。ホームドアなどの設置が急務であることは言うまでもありませんが、このようなハード面の充実は、一朝一夕にできる者ではありません、今日この時間からできることをしなければ、再び悲劇が繰り返されてしまいます。現時点で、最も有効な安全対策は、人によるサポート以外にはありません。以下の新聞記事によると、事故当時、ホームでの駅員の配置がなかったということです。土曜日のすいている時間帯で駅員の配置がなかったということも言われていますが、すいている時間であるからこそ注意深く見守りと、声掛けを行うべきなのだろうと思います。
 私個人の感覚ですが、ある程度人が多い場合には、人の動きも感じやすく、その流れに乗ることで、歩くルートを知ることができるように感じています。むしろ、閑散としている場所の方が、方向感覚がなくなってしまい、あらぬ方向に進んでしまうということがあると感じています。
 鉄道事業者に置かれては、ハード、ソフトの両面から、対策を講じてきていると思いますが、ただ、たしなみとして行うのではなく、障害を持つ者のみとなって想像力豊かに様々な対策を講じていただきたいと思います。

<読売オンライン、2017年1月15日より引用>
 JR蕨駅(埼玉県蕨市中央)で14日朝、目の不自由な川口市のマッサージ業男性(63)が上り普通電車にはねられ死亡した事故。

 JR東日本大宮支社によると、当時は駅員4人が勤務していたが、男性が有人改札ではなく自動改札機から入構したため誰も気付かず、介助できなかったとみられる。

 昨年、東京メトロ銀座線青山一丁目駅(東京都港区)などで視覚障害者の転落死亡事故が相次ぎ、国と鉄道各社は昨年12月、駅員が視覚障害者を見つけた際、声かけを行うなどして見守るよう取り決めた。

 転落を防ぐにはホームドアの設置が有効とされるが、蕨駅にはなく、JR東日本は2020年度までに設置するとしている。同駅の近くに住む男性(70)は「乗客同士で互いに気遣うことも大事だが、これ以上事故が起きないためにホームドアを早く設置してほしい」と話した。

<引用ここまで>
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