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《ニュースより》理研、IPS細胞で、網膜色素変性症に光


 眼の難病である、網膜色素変性症に対するIPS細胞による治療法が一歩前進するのでしょうか。理化学研究所では、加齢黄斑変性に対する治療も進められているということは以前から注目されていました。
 今後の研究に注目してゆきたいと思います。

<日経新聞(2017年1月11日)より、引用>
 理化学研究所の万代道子副プロジェクトリーダーらは、目の網膜で光を感じる視細胞をiPS細胞から育てて難病の「網膜色素変性症」のモデルマウスに移植し、光を感じられるようにすることに成功した。失った光を感じる機能を、iPS細胞で回復できるのを確認したのは初めてという。2年以内に臨床研究の申請をする予定で、再生医療の実現を目指す。

 論文は米科学誌ステムセル・リポーツ(電子版)に11日掲載される。

 理研は2014年、iPS細胞から作った網膜の細胞を、別の難病である「加齢黄斑変性」の患者に移植する世界初の臨床研究を実施している。今回対象とした網膜色素変性症も有効な治療法がなく、網膜にある光を感じる視細胞が死滅し、徐々に視力が低下したり視野が狭まったりする。

 実験ではマウスのiPS細胞から視細胞を作って網膜色素変性症のモデルマウスに移植し、失った光を感じる能力が回復するか調べた。隣り合う2つの部屋の一方にマウスを入れ、ライトを点灯してから5秒後に電気ショックを与えた。光を感じて隣の部屋に逃げればショックを避けられる。

 移植しないマウスはショックを避けられなかった。片目または両目に視細胞を移植したマウスは約4割が光を感じてショックから逃れた。詳しく調べると、移植した視細胞とマウスがもともと持つ網膜の神経細胞との間で情報をやり取りし、脳まで伝わっていた。

<引用ここまで>

<ブログ内関連記事>
視覚障害を引き起こす主な疾患

<関連リンク>
公益社団法人 日本網膜色素変性症協会(JRPS)

網膜再生医療研究開発プロジェクト | 理化学研究所

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