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《ニュースより》2018年度末までにJR3社での内方線付き点字ブロックの設置が完了

2017年1月6日、読売新聞オンラインより
JR3社(東日本、東海、西日本)では、国による設置基準となる、1日1万人以上の乗降客のある駅に設置を求めている、“内方線付き点字ブロック”の設置を進めてきているが、2018年度末までにその設置が完了する見込みとなったと発表されました。

<以下、読売新聞オンラインの記事より引用>
 JR東日本、西日本、東海のJR3社の1日1万人以上が利用する計約600駅で、国が視覚障害者の転落防止策としてホームへの設置を求めていた新型の点字ブロックの設置が、2018年度末までに完了することがわかった。

 3社の全駅の2割近くに相当する。多額の費用がかかるホームドアの設置が進まない中、各社は「目の不自由な人の転落事故が相次ぎ、さらなる対策が必要」などと設置を加速させている。

 設置が進むのは「内方線付き点状ブロック」。従来の点字ブロックのホーム内側に、線路と平行になる線状の突起が1本付いている。視覚障害者がホームの方向が分からなくなった際、白杖(はくじょう)や足で触れることで、ホーム内側の方向を確認できる。通常の点字ブロックと比べて転落防止の効果が高く、国土交通省が11年に、1日の利用客1万人以上の駅への設置を求めていた。

<引用ここまで>

<ブログ内関連記事>
見えない者の外出④(点字ブロック)

昨年、12月20日には、京王電鉄において、視覚障害者への安全な誘導を行うための研修が、府中競馬正門前駅で、実際の電車とホームを使い社員研修が行われていたということでした。この研修では、盲導犬協会の指導員を招いて、実際の状況をできる限り再現して研修を行っていたようです。
 設備的な充実だけでは、視覚障害者の安全な鉄道利用は実現できない者であると思われます。京王でのこのような取り組みは、とても評価できるものだと思います。
 ただ一つ付け加えるとしたら、せっかく府中市内の駅で行われたのだから、地元の視覚障害当事者にも意見交換をするような機会が設けられたらさらに良かったと思いました。
 このような感想と要望を京王お客様センターに問い合わせたところ、以下のような返信がありました。

<京王お客様センターより>
 平素から京王をご利用いただきまして誠にありがとうございます。
 日本盲導犬協会様には、以前から駅構内の募金活動について協力させていただいておりました。「障害者差別解消法」が施行される前から、現場掛員の「サービス介助士」資格取得を促進してまいりましたが、目の不自由なお客さまに対し、きめ細かいご案内方法を検討する中で、同業他社で転落事故が相次いだことから、弊社から日本盲導犬協会様に相談し、今回初めて講習を開催いたしました。弊社としては、ハード面の整備だけではなく、ソフト面についても充実させ、更なるサービスの提供に努めてまいる為、今後もこのような講習を継続して行いたいと考えておりますので、その際は、是非お声をかけさせていただきたいと思います。
 この度は、お忙しい中、温かなお言葉お寄せいただき、ありがとうございました。

ALIGN="right"2016年12月28日
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 私たちとしても、好んで人の手を煩わせたくはありませんが、自分たちも何がどのように危険であると感じているのかということを、積極的に広く伝えてゆく必要があるのだと思います。
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