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ロービジョンとは、

 眼が見えにくいといっても、その見え方は様々です。眼鏡やコンタクトレンズでの視力矯正をすれば、日常生活や、自動車運転免許を取得するなど、社会生活においても特に支障がない方が大半です。
 しかし、見えにくいという(医学的には、弱視や低視力、視野狭窄、中心暗転や眼瞼下垂、夜盲症、羞明、複視、眼震、色覚異常、昼盲など)症状の原因によっては、眼鏡やコンタクトレンズの矯正が効かない、または、矯正をしても十分な視力が出ないことが有ったり、1日のうちでも、昼間と夜間で見え方が違う、また、その時の体調によっても見え方に差があったりすることで、日常的に不便さや社会的に理解されないことで悩んだり、社会的障壁に突き当ったりしています。

 ロービジョンの定義においては、視覚障害の身体障害者認定を受けているもの以外にも、視覚障害者認定に該当しない疾患の方や、障害未満の低視力や弱視の方も含まれます。
<眼科医などの専門家の間でも明確な定義はないが、世界保健機関 (WHO) では、矯正眼鏡を装用しても「視力が0.05以上、0.3未満」の状態をロービジョンと定義している。が、またこれに異論を唱える声もある。
従来の法的な定義では0.05未満が盲とされているため、WHOの定義により、より多くの人がロービジョンのほうにカテゴライズされることになる。WHOの定義による盲とロービジョンの全世界における人口推定は、盲が700万人に対してロービジョンが6100万人に及ぶ。>
<>内、『ウィキペディア(Wikipedia)』ロービジョンより引用

 このように、ロービジョンの状態の人たちは、見えにくさを障害として認識されずに、日常の社会に潜在しています。[視覚障害者=盲人]という固定観念が根付いた社会においては、ロービジョンという「見えにくい」というマイノリティ中のマイノリティとなり、家族や周辺の人たち、職場や学校など社会的にも理解されづらく、居心地の悪さを感じているロービジョンの方も少なくありません。
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 私たちは、東京都府中市内に在住する、目が見えない、見えにくいという障害を持つ当事者とその家族、そして、様々なサポートをしていただいている方々で活動をしています。
 市内には、およそ500人余りの視覚障害者がいるとされています、その他にも、障害未満の“ロービジョン”の方々を含めると、その数はさらに増えることとなります。府中視覚障害者福祉協会(府中視協)は、府中市内で生活する、視覚障害者のQOL(quality  of life:生活の質)の向上と、障害への理解を深めていただくための活動、及び、障害を持つ当事者とその家族の親睦を図り、日常生活での悩みや困りごとを共有して、その解決を図るために会員相互で協力し合い、共助では、補いきれないようなことについては、市政や福祉に働きかけて私たちの暮らしに反映させてゆくことをモットーにしています。

 視覚障害とは、単に、目が見えない、見えにくいということだけではなく、そのことにより、日常生活や、就労、就学などにおいて、様々な制約や不利益など、社会的障壁によって生じることによる障害であるといえます。

 私たち府中視協は、日々の活動を通して“障害が有る無しに関わらず、誰もがいつまでも安心して暮らし続けられるまちづくり”を、市民の皆様とともに、進めてゆきたいと思っています。
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 このブログでは、こうした活動の報告や、視覚障害をより知っていただけるような記事を綴ってゆきたいと思っています。