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視覚障害者の就労①(あん摩マッサージ指圧、はり、灸)


 日本では、古来から、あん摩や鍼灸は、盲人の職業として定着してきました。江戸時代初期には、杉山和一(すぎやまわいち)慶長15年(1610年) - 元禄7年5月18日(1694年6月10日))が、竹で作った筒(鍼管)を考案し“管鍼法”を確立しました。これは、現在行われている鍼施術の基礎となっています。
 杉山和一は、61歳で検校となり、72歳で将軍・徳川綱吉の鍼治振興令を受けて鍼術再興のために鍼術講習所である「杉山流鍼治導引稽古所」を開設しました。以来、あん摩や鍼灸は、視覚障害者の職業として発展し伝承されてきました。

 かつては、あん摩や鍼灸(三療)は、盲人の職業という概念もありましたが、現在では、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師は医家の国家免許として医療の一翼を担うものになりました。こうしたことから、現在では、三療の業界も注目され晴眼者の参入も増えてきています。

★視覚障害者への配慮★
 視覚に障害を持つ学生は、高等盲学校を卒業し、理療専攻課程に進むことを選ぶことができます。また、中途視覚障害の場合にも、盲学校の専攻科か、国立リハビリテーションセンター(全国4施設:所沢、函館、神戸、福岡)の就労移行支援で三療の免許取得を目指すことができます。これらは、障害者自立支援法の支援費制度が適用されます。
 国家免許の受験については、視覚障害者も晴眼者も同じ設問となりますが、視覚障害者の受験には、点字はもちろんのこと、拡大文字や音声録音問題で受験することができます。。また、試験時間の延長も行われています。

東京都内の盲学校、視覚特別支援学校理療専攻科

筑波大学附属視覚特別支援学校

東京都立文京盲学校

東京都立八王子盲学校

国立の就労移行支援施設

国立障害者リハビリテーションセンター(所沢)

函館視力障害センター

神戸視力障害センター

福岡視力障害センター

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 私たちは、東京都府中市内に在住する、目が見えない、見えにくいという障害を持つ当事者とその家族、そして、様々なサポートをしていただいている方々で活動をしています。
 市内には、およそ500人余りの視覚障害者がいるとされています、その他にも、障害未満の“ロービジョン”の方々を含めると、その数はさらに増えることとなります。府中視覚障害者福祉協会(府中視協)は、府中市内で生活する、視覚障害者のQOL(quality  of life:生活の質)の向上と、障害への理解を深めていただくための活動、及び、障害を持つ当事者とその家族の親睦を図り、日常生活での悩みや困りごとを共有して、その解決を図るために会員相互で協力し合い、共助では、補いきれないようなことについては、市政や福祉に働きかけて私たちの暮らしに反映させてゆくことをモットーにしています。

 視覚障害とは、単に、目が見えない、見えにくいということだけではなく、そのことにより、日常生活や、就労、就学などにおいて、様々な制約や不利益など、社会的障壁によって生じることによる障害であるといえます。

 私たち府中視協は、日々の活動を通して“障害が有る無しに関わらず、誰もがいつまでも安心して暮らし続けられるまちづくり”を、市民の皆様とともに、進めてゆきたいと思っています。
 もし、あなたの身近に、目が見えにくい、見えないことで悩んだり、困っているような方がいらっしゃいましたら、お声掛けをしていただき、私たち府中視協のことをお伝えください、また、私達とともに活動をしてみませんか?

 府中視協では、障害当事者やそのご家族で会員として一緒に活動したい方、ならびに一緒に活動を手伝っていただけるボランティアさんを募っています。
 バス旅行や、市内の歴史散策、盲卓球体験会など親睦行事のほか、視覚障害の理解をより深めるための講演会や、日常生活をより便利にするための講習会などを行っています。

 このブログでは、こうした活動の報告や、視覚障害をより知っていただけるような記事を綴ってゆきたいと思っています。