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第41回:「さしすせそ:し(3)」 2021年2月20日(土) AM9:53 放送

 視覚障害のさしすせそ、「し」ということで「心配しなくて大丈夫」ですが、やはり、働き盛りの頃に失明したり資格が弱くなってしまうと心配になりますね。
まずは、病気の治療が最優先ですが、視覚リハビリテーションでセイフティネットを準備しておくことも先を見通す転ばぬ先の杖となります。

アッフー:
おはようございます。土曜日の朝のひと時、ブラインドナビで、しばし、目を閉じて、見えない世界に耳を傾けてみてください。

ケイコ:
 アッフーさん、おはようございます。

アッフー:
 今月は、視覚障害のさしすせそ、「し」ということで、「心配しなくても大丈夫」をキーワードに進めています。

ケイコ:
 働き盛りの30代から40代の人が失明や視覚障害を負ってしまう目の病気にはどのようなものがあるのでしょう?
アッフー:
 30代から40台で失明や視覚障害を応現院疾患として、多い病気は、緑内障や網膜色素変性症、糖尿病の合併症による糖尿病性網膜症などがあります。
 これらは、症状の進み方もゆっくりなので、見えにくくなってきていることに気が付かないこともあります。
まずは、眼科での定期的な診察や治療が大切だと思います。
 メガネやコンタクトレンズも専門医の処方箋に基づいたものを使って、正しい使い方をしていくことも大事です。

ケイコ:
 視力の低下で仕事に影響してしまうことも少なくないですよね。

アッフー:
 そうですよね。車の運転とか精密な作業を必要とする仕事では、周囲への安全や作業のクオリティにも大きく影響してしまいますね。
 それでも、全てをあきらめてしまうことはありません。雇用を維持されたまま職業リハビリテーションを受けることもできます。

ケイコ:
 職業リハビリテーションとは?

アッフー:
 残っている視力を効率的に使えるようにする訓練や音声パソコンを仕事で使えるようにする訓練などがあります。また、自分の目が見えにくい、ということを職場の人達にどのように伝えってゆけばいいのか。ということも教わることができます。つまりは、職場での視覚障害に対する合理的配慮の提案を自ら持ってゆくことが出来るようになります。

ケイコ:
 職業リハビリテーションについては、眼科では、知らせてくれないですよね。どこに相談すればよいのでしょうか?。

アッフー:
 新宿の四谷に視覚障害者職能開発センターというところがあります。また、所沢に国立身体障害者職業リハビリテーションセンターなどがあります。
 そこで訓練を受けて職場復帰する人や、これまでの職業スキルを活かしながら転職できた人を自分も何人か知っています。

ケイコ:
アッフーさんの場合には、鍼灸マッサージへの転職でしたね。

アッフー:
 こちらの方は、職業リハビリテーションとは別の精度になりますが、就労移行支援という制度に基づいて進められてゆきます。
 このように、大きく分けると職業リハビリテーションと、就労移行支援を受ける二通りの選択があります。

ケイコ:
 「心配しなくても大丈夫」というのは心配ないから何もしなくてよいというわけではなくて、復活できるチャンスがあるので、心配しなくて大丈夫。ということですね。

アッフー:
 そうなんです。失明や視覚障害を負わないための眼科受診や治療が大切ですが、もしもに備えてのリハビリテーションがあることも知っておくことで、見通しをつけることができると思います。
それでは、また来週、しばし、目を閉じて見えない世界に、耳を傾けてみてください。

ブラインドナビでした。

~~こちらの記事は、番組でのコメントをそのまま文字に起こしている者ではありません。~~
放送に収まり切れなかった内容も入れてあります。


ラジオ番組『ブラインド ナビ』
視覚障害についてのあれこれを対話を通じて理解を深めてゆきましょう。

▼府中コミュニティFMラジオ局「ラジオフチューズ 87.4MHz
▼毎週土曜日 午前9:53から9:59 放送
▼府中市内では、FM87.4MHz
▼スマホやパソコンでもインターネットラジオ「ListenRadio(リスラジ)



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 視覚障害とは、単に、目が見えない、見えにくいということだけではなく、そのことにより、日常生活や、就労、就学などにおいて、様々な制約や不利益など、社会的障壁によって生じることによる障害であるといえます。

 私たち府中視協は、日々の活動を通して“障害が有る無しに関わらず、誰もがいつまでも安心して暮らし続けられるまちづくり”を、市民の皆様とともに、進めてゆきたいと思っています。
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