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見えない者の外出④(点字ブロック)


 駅周辺や、公共施設の周辺、交差点などの路面に敷設されている、点状や線状の凹凸のある黄色いブロックは、眼の見えない者や見えにくい者の道しるべとなるもので、点字ブロックと総称されます。
 見えない者は、足裏の感覚から、進行方向や位置関係を認識しています。見えにくい者では、黄色い線のコントラストを見ながら、安全なルートを確認しながら歩いています。

★点字ブロックの種類★
 点字ブロックには、2種類あり、それぞれに意味があります。
 丸い点状(小判型もある)の凹凸があるものを、“警告ブロック”と言い、誘導ブロックの交差や分岐の位置や、歩道の端や階段の昇降口、そして、ホームの端などに敷設されています。これは、進行方向に段差や横断歩道などがあることを知らせ、一時停止を促すものです。

 線状の凹凸のあるものを、“誘導ブロック”といい、進行方向を示しています。ブロックに足をかけながら、進行方向を認識します。

★駅ホームの点字ブロック★
 鉄道の駅には、ホーム端から80cm離して点字ブロック(警告ブロック)が、敷設されています。駅によっては、ホームの内側を示す“内方線”が付いたブロックが使用されているところもあります。
(駅ホームの安全については、項目を別にして記載します。『鉄道駅の安全性[府中市内の駅]:』参照

★私達からのお願い★
 点字ブロックの上に物を置いたり、自転車や自動車などを駐車することは、私たちにとってとても危険なことです。物や人にぶつかることで、転倒する危険だけでなく、方向感覚を失ってしまい、歩く方向まで見失ってしまいます
 点字ブロックの周辺には、物を置いたり、点字ブロックに沿いながらの歩きスマホは絶対にしないでください。
(ちなみに、視覚障害者同士が反対方向から歩いてくるようなときは、杖の音がすることで対向して来ているということを認識しあっています。)

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