記事一覧

幼児、小児におけるロービジョン

(はじめに、ここでのロービジョンという表現については、学術的なロービジョンを超えて、低視力も含めて「ロービジョン」と表現します。) 子どもの眼の見え方については、就学前検診や、学校等での視力検査で判明することが多いと思います。眼科での診断を経てから、眼鏡やコンタクトレンズを作り、矯正視力で生活を送ることとなります。 矯正視力での日常生活や、学校生活で不自由を感じない程度の状態であれば、定期的な眼科...

続きを読む

視覚障害者の就労②(広がる可能性)

 かつては、視覚障害者の職業としてあん摩マッサージ指圧、はり、灸の免許を取り就労する者も多くいましたが、最近では、IT機器を活用したICTの発達により、盲学校や大学を卒業し、一般企業の事務職に就職することもできるようになりました。 視覚障害者が事務系職種に就く場合には、パソコンで画面の文字を読み上げたり、入力文字の読み上げをしたりするソフトを使います。ワードやエクセル、メールの送受信なども普通に使うこ...

続きを読む

視覚障害者の就労①(あん摩マッサージ指圧、はり、灸)

 日本では、古来から、あん摩や鍼灸は、盲人の職業として定着してきました。江戸時代初期には、杉山和一(すぎやまわいち)慶長15年(1610年) - 元禄7年5月18日(1694年6月10日))が、竹で作った筒(鍼管)を考案し“管鍼法”を確立しました。これは、現在行われている鍼施術の基礎となっています。 杉山和一は、61歳で検校となり、72歳で将軍・徳川綱吉の鍼治振興令を受けて鍼術再興のために鍼術講習所である「杉山流鍼治導引稽...

続きを読む

言葉の道案内のご紹介

 視覚に障害が有ると、地図や案内板などの情報を頼りにして目的地までたどり着くことは、困難になりますが、地図情報を、言葉にすることで、目的地までのルートを知ることができます。 MPO法人のことばの道案内(通称:ことナビ)では、実際の道路を視覚障害当事者と一緒に歩き、最寄駅から目的地までのルートを言葉で説明する「ことばの道案内」を作り、インターネットで公開しています。[ウォーキングナビ]では、障害者関連...

続きを読む

ヘルプカードとヘルプマーク[府中市障害者福祉、及び東京都福祉保健局]

【ヘルプカード】 緊急連絡先や必要な支援内容などが記載された「ヘルプカード」は、障害のある方などが災害時や日常生活の中で困ったときに、周囲に自己の障害への理解や支援を求めるためのものです。 もし、このカードを掲げている人を見かけたら、「大丈夫ですか?」などと声をかけてください。 障害によっては、見た目だけではどのような障害が有るのかわからないことがありますそのため、その人の行動や言動が、周囲の人に...

続きを読む

ちゅうファイル(府中市わたしの生涯記録ノート)[府中市障害者福祉]

 『府中市では、福祉的な支援を必要とする方々のライフステージが変化しても、支援が継続し、共通理解のもとで一貫した支援が受けられるようにするため、ご本人の成長や変化などを記入できる「ちゅうファイル(府中市わたしの生涯記録ノート)」を作成しました。入園・入学したとき、就職したとき、自立するとき、親が亡くなったとき、災害が起こったときなど、さまざまな場面で活用することを目的とした自分史ファイルです。ぜひ...

続きを読む

オーケストラーダ演奏会《11月6日》

 大田区民会館、アプリコ大ホールで開催された、第12回・オーケストラーダ (Orchestrada)演奏会に、都盲協からの招待枠で行ってきました。 演奏曲目は、①バーバー:エッセイ第1番②フンメル:トランペット協奏曲③ドヴォルザーク交響曲第9番「新世界より」 指揮:久保田昌一 でした。 ドヴォルザーク、交響曲第9番『新世界』第2楽章は、府中でもおなじみのメロディですが、オーケストラの演奏で聴くと、やはり新鮮に聞こえ...

続きを読む

鉄道駅の安全性[府中市内の駅]

 平成28年8月15日に、東京メトロ銀座線、青山1丁目駅において、盲導犬を連れた視覚障害の男性が、ホームから転落し、電車にはねられ死亡するという痛ましい事故が発生しました。ホームドアが設置されていれば防げた事故だったのではないかということで大きく報道され、ホームドア設置基準の見直しなど改めて問い直すきっかけとなりました。 府中市議会においては、この事故の後に開かれた、第3回定例議会一般質問(9月6...

続きを読む

サイトワールド・2016に行ってきました。《11月3日》

 今日は、朝から穏やかな改正で、温かい日差しを感じながら、電車に揺られて、錦糸町まで行ってきました。 今回で11回目となる、視覚障害者向け総合イベント、「サイトワールド」へ、私(ブログ管理人)と、介助としての私の息子と府中視協会員の方(M.Kさん)、それと市議会議員の須山たかしさんの4名で行ってきました。 サイトワールドは、国内で開催される視覚障害者向けの福祉機器や、ICTを駆使した支援用具、日常生活で...

続きを読む

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

プロフィール

fuchushikaku183

Author:fuchushikaku183
ヘルプカード(画像)

 私たちは、東京都府中市内に在住する、目が見えない、見えにくいという障害を持つ当事者とその家族、そして、様々なサポートをしていただいている方々で活動をしています。
 市内には、およそ500人余りの視覚障害者がいるとされています、その他にも、障害未満の“ロービジョン”の方々を含めると、その数はさらに増えることとなります。府中視覚障害者福祉協会(府中視協)は、府中市内で生活する、視覚障害者のQOL(quality  of life:生活の質)の向上と、障害への理解を深めていただくための活動、及び、障害を持つ当事者とその家族の親睦を図り、日常生活での悩みや困りごとを共有して、その解決を図るために会員相互で協力し合い、共助では、補いきれないようなことについては、市政や福祉に働きかけて私たちの暮らしに反映させてゆくことをモットーにしています。

 視覚障害とは、単に、目が見えない、見えにくいということだけではなく、そのことにより、日常生活や、就労、就学などにおいて、様々な制約や不利益など、社会的障壁によって生じることによる障害であるといえます。

 私たち府中視協は、日々の活動を通して“障害が有る無しに関わらず、誰もがいつまでも安心して暮らし続けられるまちづくり”を、市民の皆様とともに、進めてゆきたいと思っています。
 もし、あなたの身近に、目が見えにくい、見えないことで悩んだり、困っているような方がいらっしゃいましたら、お声掛けをしていただき、私たち府中視協のことをお伝えください、また、私達とともに活動をしてみませんか?

 府中視協では、障害当事者やそのご家族で会員として一緒に活動したい方、ならびに一緒に活動を手伝っていただけるボランティアさんを募っています。
 バス旅行や、市内の歴史散策、盲卓球体験会など親睦行事のほか、視覚障害の理解をより深めるための講演会や、日常生活をより便利にするための講習会などを行っています。

 このブログでは、こうした活動の報告や、視覚障害をより知っていただけるような記事を綴ってゆきたいと思っています。