記事一覧

1.災害時に想定されること

 大地震などの災害は、いつどこで遭遇するかは、全く分かりませんが、日ごろからの心構えが必要であることは、いうまでもないことです。また、老若男女、健常者も障害者も関係なく同時に被災するということもいうまでもなく当然です。 ただし、障害が有っても、日常生活には、支障がなくとも、災害時には、その障害により、災害弱者となってしまうことは、謙虚に想定しなければなりません。 では、見えない、見えにくいというこ...

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2.災害対策[公助]

 災害の規模に応じて、国や都道府県、市区町村などの行政機関では、防災対策基本計画などを策定して、地域住民の生命、財産の保護に努めなければなりません。想定される災害は、大地震の他にも台風などの豪雨災害や、火山の噴火などあらゆる災害を想定しています。 地震による災害の軽減のための都市の耐震化や、津波対策としての防潮堤の整備などは、災害による被害を最小限に軽減するためのものです。このように、公助とは、地...

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3.災害対策[共助]

 大きな災害が発生した場合には、周囲の人たちが協力し合い避難行動や、避難所の運営を行うこととなります。地区の消防団や、町内会などの自主防災組織が中心となりそれらを行います。 各町内会などでは、年に1度ほど防災訓練などを行っています。障害当事者が、そうした身近な防災訓練に参加することで、自らの障害の程度を周囲に周知させておくことが、災害発生時の適切な支援につながるのだと思います。 また、地区での防災...

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4.災害対策[自助]

 災害は、障害の有る無し、老若男女に関わらず誰もが一斉に等しく襲ってくるものです。障害者だからと言って、優先的に救援が来るわけでもなく、ましてや、被災を免じてくれるはずもありません。見えない、見えにくいということが、被災したときにどのような不利益や不便さが加わってくるのかということを、自身で考える必要があります。 一般的な防災対策として、日常備蓄(飲料水や、保存のきく食品などや常備薬などを普段から...

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5.東日本大震災からの教訓

東日本大震災で犠牲になった視覚障害者は、震災犠牲者のうち、0.6%程度を占めていたと推測されています。(日本盲人福祉委員会による調査) 国内の全人口に占める視覚障害者の割合は、約0.3%と言われています。このことからも、視覚障害者の震災による死亡率は、2倍になっているということがわかります。 また、消防士や警察官、地域の消防団員や民生委員なども、避難困難者を救出するために、災害のただなかに飛び込み...

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6.生かされた教訓[熊本地震]

 平成28年4月14日から、16日にかけて、熊本県地方で、最大震度7の大地震が発生し、多くの家屋が倒壊するなど多くの方が被災されました。  この自信を受けて、視覚障害リハビリテーション協会では、本震(16日)の翌日から、対策委員会を立ち上げ、被災した視覚障害者の支援に向かいました。  東日本大震災においては、日本盲人福祉委員会に対策本部が置かれ、日盲委の構成3団体と、視覚障害リハビリテーション協会...

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7.防災対策の地域の課題を整理してゆく

★府中市で想定されている災害とは★ 府中市役所の防災関連情報によると、府中市内で想定される災害として、東日本大震災以降リスクが高まっているといわれる、首都直下型地震(立川断層帯の活動)の他に、台風や豪雨による、多摩川の氾濫が想定されています。また、急傾斜地などでは、がけ崩れなどの危険個所もあり、対策が進められています。1. 立川断層帯は、埼玉県飯能市から、東京都青梅市、東村山市、立川市を経て府中市に至...

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8.まず自分の身を守るために、自ら始めることは、

災害は、いつどこで起こるか予測できるものではありません。そして、見えない、見えにくいという障害がそれに追い打ちをかけてしまうということも危惧されます。そのためにも、通常の備えに加えて、各々の障害の状態に合わせた準備も必要になるのだろうと思います。★災害ハンドブック「東京防災」を活用する★ 東京都から都内全戸に配布された、『東京防災』には、日頃からの備えや、災害時の行動などについての詳細な情報が掲載さ...

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《ニュースより》熊本地震から1年、届かぬ障害者への支援

 2016年4月14日から16日にかけて、熊本県を中心に震度7の大地震に襲われ、甚大な被害が発生しました。20万個以上の家屋が被災し、関連死を含めて225名の犠牲者を出しました。そして、それから1年が経った今日でも、4万5千人以上が仮設住宅などで避難生活を強いられています。 そうした被災者の中でも、充分な支援が届かない障害者が多く存在しているということが、明らかになってきました。 『災害は平等にやってくるが、避難生...

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Author:fuchushikaku183
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 私たちは、東京都府中市内に在住する、目が見えない、見えにくいという障害を持つ当事者とその家族、そして、様々なサポートをしていただいている方々で活動をしています。
 市内には、およそ500人余りの視覚障害者がいるとされています、その他にも、障害未満の“ロービジョン”の方々を含めると、その数はさらに増えることとなります。府中視覚障害者福祉協会(府中視協)は、府中市内で生活する、視覚障害者のQOL(quality  of life:生活の質)の向上と、障害への理解を深めていただくための活動、及び、障害を持つ当事者とその家族の親睦を図り、日常生活での悩みや困りごとを共有して、その解決を図るために会員相互で協力し合い、共助では、補いきれないようなことについては、市政や福祉に働きかけて私たちの暮らしに反映させてゆくことをモットーにしています。

 視覚障害とは、単に、目が見えない、見えにくいということだけではなく、そのことにより、日常生活や、就労、就学などにおいて、様々な制約や不利益など、社会的障壁によって生じることによる障害であるといえます。

 私たち府中視協は、日々の活動を通して“障害が有る無しに関わらず、誰もがいつまでも安心して暮らし続けられるまちづくり”を、市民の皆様とともに、進めてゆきたいと思っています。
 もし、あなたの身近に、目が見えにくい、見えないことで悩んだり、困っているような方がいらっしゃいましたら、お声掛けをしていただき、私たち府中視協のことをお伝えください、また、私達とともに活動をしてみませんか?

 府中視協では、障害当事者やそのご家族で会員として一緒に活動したい方、ならびに一緒に活動を手伝っていただけるボランティアさんを募っています。
 バス旅行や、市内の歴史散策、盲卓球体験会など親睦行事のほか、視覚障害の理解をより深めるための講演会や、日常生活をより便利にするための講習会などを行っています。

 このブログでは、こうした活動の報告や、視覚障害をより知っていただけるような記事を綴ってゆきたいと思っています。