記事一覧

見えない者の外出①(ガイドヘルパー)

 重度の視覚障害により、一人での外出が困難なものに対しての障害者自立支援での、地域生活支援事業として、“同行援護”があります。(障害者自立支援法第5条第4項において、「視覚障害により、移動に著しい困難を有する障害者等につき、外出時において、当該障害者等に同行し、移動に必要な情報を提供するとともに、移動の援護その他の厚生労働省令で定める便宜を供与すること」として規定されています。 ) 障害者の外出などに...

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見えない者の外出②(盲導犬)

視覚障害者の外出を手助けするための特別な訓練を受けた犬で、段差や曲がり角、路上の障害物などをよけるなど歩行の安全を助けてくれます。、道路交通法や、身体障害者補助犬法などでも認められ、公共交通機関や公共施設、デパートやショッピングモール、レストラン、ホテルなどに視覚障害者の介助パートナーとして入ることができます。また、その入場や入店を断ることも禁止されています。 盲導犬が視覚障害者の介助を行うときに...

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見えない者の外出③(白杖)

 視覚障害者が外を歩く際に、携帯している“白杖”は、見えないい眼の代わりとなる“第二の眼”の様なものです。路面を突いたり、滑らせることで、杖から伝わる感覚により、段差や路面の凹凸、障害物の有無などの路面状況を判断します。また、路面や床面をつついて音を聴き分けることでも路面状況(舗装道路なのか、土やぬかるみなのかや積雪時には、圧雪かアイスバーンなのか、など、)の判別をしています。 そして、白い杖を持つこ...

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見えない者の外出④(点字ブロック)

 駅周辺や、公共施設の周辺、交差点などの路面に敷設されている、点状や線状の凹凸のある黄色いブロックは、眼の見えない者や見えにくい者の道しるべとなるもので、点字ブロックと総称されます。 見えない者は、足裏の感覚から、進行方向や位置関係を認識しています。見えにくい者では、黄色い線のコントラストを見ながら、安全なルートを確認しながら歩いています。★点字ブロックの種類★ 点字ブロックには、2種類あり、それぞ...

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鉄道駅の安全性[府中市内の駅]

 平成28年8月15日に、東京メトロ銀座線、青山1丁目駅において、盲導犬を連れた視覚障害の男性が、ホームから転落し、電車にはねられ死亡するという痛ましい事故が発生しました。ホームドアが設置されていれば防げた事故だったのではないかということで大きく報道され、ホームドア設置基準の見直しなど改めて問い直すきっかけとなりました。 府中市議会においては、この事故の後に開かれた、第3回定例議会一般質問(9月6...

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視覚障害者の就労①(あん摩マッサージ指圧、はり、灸)

 日本では、古来から、あん摩や鍼灸は、盲人の職業として定着してきました。江戸時代初期には、杉山和一(すぎやまわいち)慶長15年(1610年) - 元禄7年5月18日(1694年6月10日))が、竹で作った筒(鍼管)を考案し“管鍼法”を確立しました。これは、現在行われている鍼施術の基礎となっています。 杉山和一は、61歳で検校となり、72歳で将軍・徳川綱吉の鍼治振興令を受けて鍼術再興のために鍼術講習所である「杉山流鍼治導引稽...

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視覚障害者の就労②(広がる可能性)

 かつては、視覚障害者の職業としてあん摩マッサージ指圧、はり、灸の免許を取り就労する者も多くいましたが、最近では、IT機器を活用したICTの発達により、盲学校や大学を卒業し、一般企業の事務職に就職することもできるようになりました。 視覚障害者が事務系職種に就く場合には、パソコンで画面の文字を読み上げたり、入力文字の読み上げをしたりするソフトを使います。ワードやエクセル、メールの送受信なども普通に使うこ...

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視覚障害者向けの日常生活用具

見えない、見えにくいという日常生活の不便さを解消するために、様々な補助用具が開発されています。それらは、“日常生活用具”として市役所の障害者福祉課援護係に申請することで給付を受けることができます。 ただし、障害等級や、世帯構成などにより給付の対象にならない者もあります。 以下に府中市で認められている、視覚障害者向けの日常生活用具の品目(カテゴリー)を挙げておきます。1.『歩行時間延長信号機用小型送信機...

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視覚障害者の補装具

 身体障碍者の日常生活での移動や、就労時などの効率を図ることや、障害児が将来、社会人として自立した生活を送るための基盤を築くことを目的として、 身体の欠損又は損なわれた身体機能を補完・代替する用具として、政令で定められる品目について、公費より給付を受けて、支給を受けることができます。 ただし、障碍者本人の所得額や、障害者を含む世帯の所得額により、自己負担額が有ったり、支給の対象とならない場合もあり...

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視覚障害とICT(Information and Communication Technology)

 現在では、ICT(情報通信技術)が目覚ましく発展し、視覚に障害が有り、見えにくいことや、見えないということがあっても、パソコンなどのIT端末を使い多種多様な情報を収集したり、発信したりすることができるようになってきました。 これには、パソコンなどの画面の文字を拡大したり、ハイコントラスト(白黒反転)したり、画面の文字を音声読み上げさせるなど、することで可能になっています。 かつては(現在でも点字は重...

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視覚障害者の読書

 視覚障害者の読書には、点字図書や、録音図書があります。いずれも一般の書店では、販売されていませんので、日本点字図書館で製作されたものや、各地の点字図書館で製作、所蔵されている点字図書や録音図書を借りて、または、購入して読むこととなります。 図書の借り方は、点字図書館から直接借りる方法と、インターネット上のサピエ図書館から、ダウンロードしたり、貸し出しの申し込み(オンラインリクエスト)したりするこ...

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《ニュースより》介護、障害の一括サービス制度を創設へ、

 65歳未満の障害者が、65歳の壁を越えた途端に、これまで受けていた障害者福祉サービスを受けることができなくなるという問題が、65歳以上の障害を持つ高齢者に、“障害者福祉と介護保険サービスの狭間”として問題視されていました。 例えば、視覚障害者の外出に欠かせない「同行援護」は、単なる歩行の介助だけではなく、周辺の視覚情報の提供や、代読、代筆などの介助も行うことができます。一方で、介護保険では、通院や...

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 私たちは、東京都府中市内に在住する、目が見えない、見えにくいという障害を持つ当事者とその家族、そして、様々なサポートをしていただいている方々で活動をしています。
 市内には、およそ500人余りの視覚障害者がいるとされています、その他にも、障害未満の“ロービジョン”の方々を含めると、その数はさらに増えることとなります。府中視覚障害者福祉協会(府中視協)は、府中市内で生活する、視覚障害者のQOL(quality  of life:生活の質)の向上と、障害への理解を深めていただくための活動、及び、障害を持つ当事者とその家族の親睦を図り、日常生活での悩みや困りごとを共有して、その解決を図るために会員相互で協力し合い、共助では、補いきれないようなことについては、市政や福祉に働きかけて私たちの暮らしに反映させてゆくことをモットーにしています。

 視覚障害とは、単に、目が見えない、見えにくいということだけではなく、そのことにより、日常生活や、就労、就学などにおいて、様々な制約や不利益など、社会的障壁によって生じることによる障害であるといえます。

 私たち府中視協は、日々の活動を通して“障害が有る無しに関わらず、誰もがいつまでも安心して暮らし続けられるまちづくり”を、市民の皆様とともに、進めてゆきたいと思っています。
 もし、あなたの身近に、目が見えにくい、見えないことで悩んだり、困っているような方がいらっしゃいましたら、お声掛けをしていただき、私たち府中視協のことをお伝えください、また、私達とともに活動をしてみませんか?

 府中視協では、障害当事者やそのご家族で会員として一緒に活動したい方、ならびに一緒に活動を手伝っていただけるボランティアさんを募っています。
 バス旅行や、市内の歴史散策、盲卓球体験会など親睦行事のほか、視覚障害の理解をより深めるための講演会や、日常生活をより便利にするための講習会などを行っています。

 このブログでは、こうした活動の報告や、視覚障害をより知っていただけるような記事を綴ってゆきたいと思っています。