記事一覧

ロービジョンとは、

 眼が見えにくいといっても、その見え方は様々です。眼鏡やコンタクトレンズでの視力矯正をすれば、日常生活や、自動車運転免許を取得するなど、社会生活においても特に支障がない方が大半です。 しかし、見えにくいという(医学的には、弱視や低視力、視野狭窄、中心暗転や眼瞼下垂、夜盲症、羞明、複視、眼震、色覚異常、昼盲など)症状の原因によっては、眼鏡やコンタクトレンズの矯正が効かない、または、矯正をしても十分な...

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「見える」と「見えない」の狭間

 [見えない人=盲人]の対義語として[見える人=晴眼者]と言いますが、その間にある[見えにくい人=ロービジョン]というのは、ロービジョンの定義でも述べたように、「見えにくい」という当事者の家族や周辺の人や社会的な認識から理解されにくい立場に置かれてしまいます。 例えば、外見から目が見えにくいということがわからないということで、眼に障害を持っているということに周囲から疑念を持たれてしまったり、適切な...

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幼児、小児におけるロービジョン

(はじめに、ここでのロービジョンという表現については、学術的なロービジョンを超えて、低視力も含めて「ロービジョン」と表現します。) 子どもの眼の見え方については、就学前検診や、学校等での視力検査で判明することが多いと思います。眼科での診断を経てから、眼鏡やコンタクトレンズを作り、矯正視力で生活を送ることとなります。 矯正視力での日常生活や、学校生活で不自由を感じない程度の状態であれば、定期的な眼科...

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ロービジョンケア

 眼が見えずらい、という症状があるときには、まず、眼科の診療を受けて、治療や、眼鏡やコンタクトレンズなどでの視力矯正を行うことが優先されています。また、患者自身もそれを最も望むことだと思います。 しかし、すべての疾患において、視力の回復ができるというようなことは、残念ながら現在の眼科医療ではまだ不可能です。 このような、視力という数値を上げてゆくというような、矯正医療に偏ってしまうと、眼が治らない...

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《ニュースより》大きな文字の漢字字典 弱視や学習障害の子も学びやすく(7月10日:日経)

 弱視などのロービジョンの子どもにとっては、普通の教科書や辞書に書かれた文字(特に漢字)を読むことは、普通に文字を読める者(このブログの文字を拡大やハイコントラストなどのユーザー補助機能を使わずに読んでいる“あなた”です。)には、その読みにくさ、それに伴うコンプレックスは想像の域を脱しないことだろうと思います。 そうした子供たちの味方となるのが、ここで紹介された「大きな文字の漢字辞典」です。大きな文...

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 私たちは、東京都府中市内に在住する、目が見えない、見えにくいという障害を持つ当事者とその家族、そして、様々なサポートをしていただいている方々で活動をしています。
 市内には、およそ500人余りの視覚障害者がいるとされています、その他にも、障害未満の“ロービジョン”の方々を含めると、その数はさらに増えることとなります。府中視覚障害者福祉協会(府中視協)は、府中市内で生活する、視覚障害者のQOL(quality  of life:生活の質)の向上と、障害への理解を深めていただくための活動、及び、障害を持つ当事者とその家族の親睦を図り、日常生活での悩みや困りごとを共有して、その解決を図るために会員相互で協力し合い、共助では、補いきれないようなことについては、市政や福祉に働きかけて私たちの暮らしに反映させてゆくことをモットーにしています。

 視覚障害とは、単に、目が見えない、見えにくいということだけではなく、そのことにより、日常生活や、就労、就学などにおいて、様々な制約や不利益など、社会的障壁によって生じることによる障害であるといえます。

 私たち府中視協は、日々の活動を通して“障害が有る無しに関わらず、誰もがいつまでも安心して暮らし続けられるまちづくり”を、市民の皆様とともに、進めてゆきたいと思っています。
 もし、あなたの身近に、目が見えにくい、見えないことで悩んだり、困っているような方がいらっしゃいましたら、お声掛けをしていただき、私たち府中視協のことをお伝えください、また、私達とともに活動をしてみませんか?

 府中視協では、障害当事者やそのご家族で会員として一緒に活動したい方、ならびに一緒に活動を手伝っていただけるボランティアさんを募っています。
 バス旅行や、市内の歴史散策、盲卓球体験会など親睦行事のほか、視覚障害の理解をより深めるための講演会や、日常生活をより便利にするための講習会などを行っています。

 このブログでは、こうした活動の報告や、視覚障害をより知っていただけるような記事を綴ってゆきたいと思っています。