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狭い意味での視覚障害

 何らかの疾患や、傷害によって視力(視機能)の著しい低下や喪失がみられる状態が、一定の基準を満たすか超えている場合には、身体障害者福祉法に基づき、“身体障害者手帳”が交付され、こうした者が、一般に視覚障害者と呼ばれています。  視覚障害の身体障害者手帳には、比較的軽度(見えにくい)の6級から全盲かほぼ全盲(全く見えない、ほとんど見えない)の1級まであります。このように、単に視覚障害者といってもその幅...

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広い意味での視覚障害

 身体障害者手帳を持った視覚障害者は疾患や傷害による視機能の低下を判断することによる、医学的見地からの障害を認められたもので、医学的モデルの障害といえます。  それに対し、「見えにくい」ことや、「見えない」ということで、日常生活での不便さや、外出や移動の困難、就労や就学における制約など社会的不利益をこうむることを、社会的障壁といい、これらを社会的モデルの障害ということが言えます。 社会的モデルの視...

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視覚障害を引き起こす主な疾患

★糖尿病性網膜症★ 糖尿病の合併症の代表的なもので、日本における失明原因の第1位となっています。 高血糖の状態が長く続くと、眼球の奥にある網膜の欠陥がもろくなり、出血や動脈瘤を引き起こします。網膜の血管は、非常に細くもろいものです、眼底で出血をすると、網膜剥離など深刻な状態となり、急激に視力を失うこととなります。 適切な血糖値管理と、定期的な眼科での眼底検査などが必要です。詳しくは、公益社団法人 日...

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視覚障害の様々な背景

 一口で、「視覚障害」と言ってもその見え方や、障害となった年齢や、その期間によって、様々な障害の特性や、心理状態、福祉や教育などに必要な配慮はそれぞれ異なってきます。 人間は、日常生活で、外界の環境を視力、張力、触覚、嗅覚、味覚などの感覚を使い、外界からの情報を得て、周囲の状況や現在地、情報の取得を行っています。とりわけ視覚情報は、知覚の中でも、他の感覚よりも格段に多いといわれ、知覚情報の8割は、...

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《ニュースより》理研、IPS細胞で、網膜色素変性症に光

 眼の難病である、網膜色素変性症に対するIPS細胞による治療法が一歩前進するのでしょうか。理化学研究所では、加齢黄斑変性に対する治療も進められているということは以前から注目されていました。 今後の研究に注目してゆきたいと思います。<日経新聞(2017年1月11日)より、引用> 理化学研究所の万代道子副プロジェクトリーダーらは、目の網膜で光を感じる視細胞をiPS細胞から育てて難病の「網膜色素変性症」のモデルマ...

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 私たちは、東京都府中市内に在住する、目が見えない、見えにくいという障害を持つ当事者とその家族、そして、様々なサポートをしていただいている方々で活動をしています。
 市内には、およそ500人余りの視覚障害者がいるとされています、その他にも、障害未満の“ロービジョン”の方々を含めると、その数はさらに増えることとなります。府中視覚障害者福祉協会(府中視協)は、府中市内で生活する、視覚障害者のQOL(quality  of life:生活の質)の向上と、障害への理解を深めていただくための活動、及び、障害を持つ当事者とその家族の親睦を図り、日常生活での悩みや困りごとを共有して、その解決を図るために会員相互で協力し合い、共助では、補いきれないようなことについては、市政や福祉に働きかけて私たちの暮らしに反映させてゆくことをモットーにしています。

 視覚障害とは、単に、目が見えない、見えにくいということだけではなく、そのことにより、日常生活や、就労、就学などにおいて、様々な制約や不利益など、社会的障壁によって生じることによる障害であるといえます。

 私たち府中視協は、日々の活動を通して“障害が有る無しに関わらず、誰もがいつまでも安心して暮らし続けられるまちづくり”を、市民の皆様とともに、進めてゆきたいと思っています。
 もし、あなたの身近に、目が見えにくい、見えないことで悩んだり、困っているような方がいらっしゃいましたら、お声掛けをしていただき、私たち府中視協のことをお伝えください、また、私達とともに活動をしてみませんか?

 府中視協では、障害当事者やそのご家族で会員として一緒に活動したい方、ならびに一緒に活動を手伝っていただけるボランティアさんを募っています。
 バス旅行や、市内の歴史散策、盲卓球体験会など親睦行事のほか、視覚障害の理解をより深めるための講演会や、日常生活をより便利にするための講習会などを行っています。

 このブログでは、こうした活動の報告や、視覚障害をより知っていただけるような記事を綴ってゆきたいと思っています。